エキスパートを目指したい
2021年 新卒入社
キッティングセンター
物流管理
入社理由
知名度や華やかさがなくとも、目立たない縁の下の力持ちとして社会を支えているところに惹かれ、就職活動は物流業界を中心に行っていました。
私が就職活動を行っていたのはコロナ禍なので、オンラインでの説明会が主流でした。説明会の資料・動画やホームページからでしか情報を得ることができないことが多かったのですが、当社は対策を講じながら対面で開催されていて、倉庫見学で実際の倉庫を初めて見たことでイメージがより明確になり、働くイメージが強く湧いたことで入社を決めました。
作業の進捗管理システムをはじめとして、想像していた以上に倉庫業務のデジタル化・見える化が進んでおり、初めて倉庫を見たときの感動は今でも覚えています。
仕事内容
PCやスマートフォンにお客様の希望に合わせた各種設定やアプリケーションのインストールを行うキッティングセンターに配属されました。
物流というと、お客様の荷物をお預かりして保管し、指示に応じて出荷するだけと思われがちですが、キッティングはそれに加えて
お客様のご要望を柔軟に実現できるところに面白さとやりがいを感じています。
配属されて4年目になり、担当業務も変化をしていますが、世の中の情勢に合わせてご要望も変化していると感じています。
コロナ禍によってリモートワークが増えたり、厚生労働省による教育施策の影響によってタブレット・PCの需要は
ありがたいことに増加している状況です。
それに伴って、求められるレベルやスピード感も年々高めていく必要があります。現状維持では意味がありません。
日々変化するお客様のご要望に柔軟に対応できるよう、今後もスキルアップを続けていきたいです。
印象に残っている仕事
初めての繁忙期対応です。
キッティングセンターは、入社や入学に合わせて納品する事が多いため
3月が繁忙期になります。数万台に及ぶモバイル端末の設定作業の依頼があり
人員調整はもちろんのこと設定作業で使用するネットワークがアクセスの集中によって
ひっ迫してしまうことが大きな課題でした。
とはいえ、依頼通りの日程で業務を完了させる必要があります。
そこで当社の社員・アルバイトスタッフのシフト調整、協力会社様とも何度も
打ち合わせを行い連携を強化できたことで、夜間帯の稼働を実現しました。
なんとか、すべてのモバイル端末をお客様へ発送出来たときは達成感がありました。
これまで取り組んできた改善活動
案件管理方法の見直しです。
これまで案件の管理は表計算ソフトを用いて行っていました。誰でもなじみのある操作のため特別な教育を行わなくとも利用できることがメリットでしたが
案件が増えるごとにファイルの容量が増え、動作が不安定になることが課題でした。また、操作する人も様々なため、人為的なミスも発生しやすく
ファイルの破損の危険性もありました。もちろん、バックアップなど対策は打っていましたし、使用できないわけではないので
センター全体で課題に感じつつも、長い期間そのままになってしまっていました。
そこで、自分なりに課題解決方法を調べてみると、クラウド上の管理方法が最適だとわかり、システム移行を提案し、実現しました。
結果として、冗長化(リスクに備えて保険をかけておくこと)と効率化を図ることができ、安心して業務を進めることができています。
今後の目標
現在携わっている案件はスマートフォンやモバイル機器が中心ですが、今後はPCにも業務範囲を拡大していきたいと考えています。
これまで培ってきた知識や経験はもちろん無駄になるわけではありませんが、どうしても新しい知見が必要になってくる分野です。また、社内にはモバイル機器やPC機器それぞれに精通したエキスパートはいるものの、両方に知見を持つ人材が残念ながらいません。
人材面の不足部分を補う意味でも、自身のスキルアップを図るためにも、業務拡大は必要だと強く感じています。
技術はどんどん進化するので、常に最新の情報をキャッチしてアップデートを続けながら活躍をしていきたいです。
INTERVIEW