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コンテナターミナルとは?役割やコンテナヤードとの違いを解説

輸配送
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コンテナターミナルとは?役割やコンテナヤードとの違いを解説

監修者プロフィール

玉橋丈児

SBフレームワークス マーケティング/広報

玉橋 丈児

物流×輸配送×テクニカルソリューションで、お客様の課題解決を目指すSBフレームワークスのマーケティング担当。テクニカルソリューション分野での実務経験を活かして、弊社のサービスや、業界の話題などを解説いたします。物流技術管理士補。

コンテナターミナルとは、海上輸送と陸上輸送を接続する拠点です。コンテナ船とトラック・鉄道の間でコンテナを積み替え、輸出入貨物を受け渡す役割を担います。

輸出入の現場では、ターミナルでの荷役や蔵置、ゲート搬出入の流れを誤ると、引き取り遅れによる追加費用や納期遅延につながることがあります。海上輸送による輸出入を円滑に進めるためには、コンテナターミナルの役割を正しく理解しておくことが大切です。

本記事では、コンテナターミナルの役割と、混同されやすいコンテナヤード(CY)との違いを解説します。

輸配送に関する課題を抱えている場合は、SBフレームワークスへのご相談をご検討ください。独自の輸送網を活用した輸配送サービスにより、課題や条件に合わせて最適な輸配送プランをご提案します。

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コンテナターミナルとは?

コンテナターミナルとは、海上輸送と陸上輸送をつなぐ物流拠点です。船舶で運ばれてきたコンテナの荷役や一時蔵置(保管)などを行い、輸出入貨物の受け渡しを担います。

コンテナターミナルの主要設備は、以下のとおりです。

主要設備概要
岸壁コンテナ船が接岸・係留する場所
ガントリークレーン船舶と岸壁間でコンテナの積み下ろしをする大型クレーン
コンテナヤードコンテナを一時蔵置し、受け渡しをするエリア

コンテナ船がコンテナターミナルに到着すると岸壁に係留され、ガントリークレーンでコンテナを荷揚げします。荷揚げされたコンテナはコンテナヤード(CY)へ搬送され、一時的に保管(蔵置)された後、通関や引取手配が整い次第、荷受人(輸入者)側がゲートから搬出します。

輸出の場合は、搬入されたコンテナをコンテナヤードで受け入れ、積載順に管理したうえで船舶へ積み込みます。

コンテナターミナルの役割

コンテナターミナルの役割は、以下のとおりです。

  • コンテナの積み下ろし・搬出入
  • 通関に関わる管理
  • コンテナの一時蔵置
  • コンテナの点検・整備

それぞれの内容について解説します。

コンテナの積み下ろし・搬出入

コンテナターミナルの主要な役割の一つが、コンテナの積み下ろしおよび搬出入です。岸壁に接岸したコンテナ船からコンテナを下ろし、トラックや鉄道などの陸上輸送へ引き渡します

輸出の場合は、陸路から搬入されたコンテナを船舶へ積み込みます。

通関に関わる管理

コンテナターミナルは、通関手続きに関連する貨物を管理する役割もあります。多くのターミナルは、税関の監督下に置かれる保税地域として運用されています。

輸入貨物は輸入許可が下りるまで国内流通できないため、税関の許可が下りた後に貨物を荷受人に引き渡します。

輸入後の貨物はターミナル内で通関手続きを完結でき、他の物流施設に移送する必要がないため、輸入後の輸送を円滑に進められます。

※通関手続きそのものは、荷主(輸入者)側や通関業者が行い、税関が審査・許可します。

コンテナの一時蔵置

コンテナターミナルには、コンテナを一時的に蔵置する役割もあります。具体的には、輸出入時に以下のような役割を担います。

区分役割
輸入時荷下ろししたコンテナを荷主に引き渡すまで、コンテナヤードに蔵置する
輸出時船舶に積み込む前にコンテナをヤードで一時蔵置し、出港スケジュールや仕向地に応じてコンテナを配置し船舶へ積み込む

なお、コンテナヤードにコンテナを滞留させないようにする必要があるため、コンテナの蔵置期間は、搬入日から原則1ヶ月以内です。やむを得ない事情がある場合は延長が認められることもありますが、長期間にわたる蔵置は行いません。

コンテナの点検・整備

貨物を安全に輸送するために、コンテナターミナルではコンテナの点検や整備を行います。使用前後に空になったコンテナの状態を確認し、破損や汚れがある場合は補修や清掃を実施します。

コンテナターミナル内でコンテナの整備を行えば、不備が見つかった際に速やかな対処が可能です。不備による使用できないコンテナの滞留を防止できるため、ダウンタイムの短縮につながります。

コンテナターミナルとコンテナヤードの違い

コンテナヤードは、コンテナターミナル内の一部のエリアです。それぞれの施設の範囲と役割を整理すると、以下のようになります。

コンテナターミナルコンテナヤード
施設の範囲コンテナヤードを含むターミナル施設全体コンテナターミナル内の一部のエリア
主な役割
・コンテナの積み下ろしや搬出入
・通関に関わる管理
・コンテナの一時蔵置
・コンテナの点検や整備 など

・コンテナの一時蔵置
・仕向地や出荷順に応じたコンテナの配置管理

コンテナターミナルは、岸壁からガントリークレーン、コンテナヤードまでを含んだ施設全体を指します。

一方、コンテナヤードはコンテナターミナル内に設けられた蔵置エリアのみを指し、コンテナを一時的に蔵置し、効率的に配置・管理する役割を担います

似た意味合いで用いられることがある両者ですが、コンテナヤードはコンテナターミナルの一部であり、対象範囲や役割が異なる点には注意が必要です。

コンテナターミナルの役割を理解し輸送計画を検討しよう

コンテナターミナルは、荷役だけでなく保税地域としての蔵置・搬出入管理などを通じて、海上輸送と陸上輸送をつなぐ役割を担います。コンテナヤードはその一部である点を押さえたうえで、引き取り期限や混雑も見越した輸送計画を立てることが重要です。

輸配送に関する課題を抱えている場合は、SBフレームワークスへのご相談をご検討ください。安全性に優れたGマーク認定事業者として、持続可能な物流体制の構築をサポートいたします。まずはお気軽にお問い合わせください。

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玉橋丈児

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玉橋 丈児

物流×輸配送×テクニカルソリューションで、お客様の課題解決を目指すSBフレームワークスのマーケティング担当。テクニカルソリューション分野での実務経験を活かして、弊社のサービスや、業界の話題などを解説いたします。物流技術管理士補。

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